柊の護花 コンスタンツェ

― 異界門 ―

　（やっぱり……）

[薄々そう>>27ではないかとは思っていた。
　だが、何も試みずして、大人しくする謂れは無い。
　その身を凍りつかせられたら、そこでアウトだ。間違いなく、この目の前の存在は口にした言葉は全て叶えられるだろう。]

　痛みは織り込み済みってこと。
　何をされるのかしらね。

[その答えは、後《のち》に分かる。
　周囲に凍てつきの影響を与えながら、氷雪の神は歩み>>28、物語る。]