――…、……。[リヒャルトはまだ眠っているだろうか。警戒心の強い彼のこと、眠ったふりをしているかもしれない。苺を食べるだろうか、と一粒、リヒャルトの頬へ乗せる悪戯をしつつ美味しい苺を一粒、また一粒と味わった。誰かが戻ってくれば食べるか?とばかり、首を傾いでみせ**]