― 回想・宴の発端 ― >>43 き、吸血鬼? そんなのいるわけないじゃん![ 無害な人間を装って言ってみる。] ちょっと! 君は、ぼくが袖にした女の子の弟かなんかかい。 どうしてぼくが吸血鬼だなんて決めつけるんだよ。 見て! この目![ 話しかけながら術へ誘導する。吸血鬼の眼差しには、相手の体を操る力だってあるのだ。ひとまず、物騒なボウガンを撮り落とせと念じてみる。*]