ーー店の外(>>45)クレメンスとーー
[隣でパイプをふかしていたクレメンスとは、何度か魔物退治の時に戦った記憶がある。
俺の挨拶に軽く手を上げ、返事(>>45)を返してくれた]
はっは、そりゃそうだが、たまにはあんたのようなオジサンとも話すのも悪くない。
それに言うほど老けてねぇんじゃないか?
年齢は聞いたことなかったはずだが、見た感じ30前半…くらいか?
[クレメンスの顔をチラリとだけ見て、返す。
パイプを手にする彼の、どこか気品の漂う姿に少し嫉妬を覚えながら]
俺は世界を見て回ろうかとな。
魔王がいた頃じゃ、綺麗な景色、場所なんてろくに堪能する時間なんてなかったからな。
仕事がなくなるのは少し寂しいが、旅をするのは悪くない。
[そう言って葉巻の吸い、煙を空へと吐き出した]