人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


柊の氷華 ジークムント

― 異界門 ―

[さくり、と霜柱踏み締め辿り着いた先。
 一角には己が領域と変わらず雪が積もるも、他方には薄紅の花が開き、紅の葉が散り蛍が舞う。
 鮮やかなる光景に目を細めるは、心奪われたからではなく]

 煩わしき色だ……。

[賑やかさなど不要とばかり、手近の桜花を一房、凍らせ落とす。
 花弁の砕け散る音は、近くへ佇む者の耳へも届いたか。
 如何なる眼差しを向けられようとも構うことはなく、視線は狩衣纏う魔神>>26の方へ]

(46) 2015/10/01(Thu) 21:43:47

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