― 大広間 ―[移動してすぐにテーブルの上に並んだ料理に夢中になる。元より此処に運ぶ途中だったカナッペが>>26元の場所へと戻る頃、>>29顔を出した欠け耳兎にぶんぶん手を振るも、今は色々詰め込んだ口の中がハムスターみたいにぱんぱんなので挨拶は出来ない。うっとりと幸せそうに味わって、余り酒には強くない故に2杯目からはジュースに変わったグラスで喉を潤す。ご機嫌にふわふわ尻尾がぴこぴこ揺れた。料理を並べたテーブルの一角を陣取って、食べている間は大人しい]