― 中央戦場 ―それこそ、お互い様だね。[朗らかに笑いあい、肩を叩き合う代わりに。まだ手の届かない距離>>39を保ったまま、唇の端を上げる]面倒だからって放り出すわけにはいかない。だから、君も、そこにいるのではない?[ヤトの民。彼らが何を想うのかは知らない。ただ、ベリアンもまた、現状に満足しきっているわけではないように感じられはした]……そうかな。[呟きは、打ち合う剣の音にも紛れて消える]