[自分よりもオットーを疑っていると説明するリゼット>>37を黙ったまま見つめる。一旦言葉を切り胸を抑える姿から、リゼットが己に向ける思い>>38を読み取って唇を噛み締めた。
だが、”そんなことが分からない人とは思えない。”>>38と聞くと、流石に苦笑する。]
それは買いかぶりすぎじゃないか?俺は今までずっと、他人が自分をどう思おうと関係ないと振舞ってきたからな。
第一確実に扱える武器として選択した拳銃を誰に使うかは、最初から人狼と疑った人物と決めていて、性別なんか全然意識してなかった。
[結論を最後まで言わなかったリゼットに向かって、警戒すべきは男性>>39との言葉を否定するように首を振った。
因みにそもリゼットを騙すメリットが存在しないのだから、気遣いすることで懐柔しようとは全く考えていない。**]
確実に言えるのは、俺は間違いなく人間だってことだ。