[身体を苛んでいた痛みが引いていく。今更許可を得られるとは思わず、後ろの翼に恐る恐る視線をやった。本来なら、闇夜を映したような黒い翼は。輝きを放つ純白に変わっていた。] ……え、…え…?[事態を上手く把握できずに、戸惑ったような声が零れ落ちる。ゲルト>>42の翼もよくよく見れば白に戻っており、これは一体どういうことかと問いたげな目を向けた。]