[レトとクリフの様子を見守り、マリエッタの状態に「おや」と思いつつも手は出さず。
消耗を回復せんとしている朱雀に密やかに風を送る。
完全な回復には足りぬが、気の巡りを律する足しにはなるだろう]
──そうだね、戻ろうか。
[朱雀の言葉>>44に諾を返し、蒼龍は左手を掲げた]
皆、そのまま動かないでおくれ。
[今居る位置で術を発動させる意を込めて言い、呪を紡ぐ]
───
[色とりどりの花弁とそれを巻き上げる風がそれぞれを取り巻き、木気と陽気が光のヴェールを織り成し。
全員の姿を光の内へと包み込んだ]