容易には手の届かない相手、と言う事か。[『あの方』とも同じ『側』であるならば、ディーク──”影”にとってはそのような位置づけとなる]見ない間に随分と稀有な存在になっちまったもんだな。[『神種』についての詳細は知る由も無い。ただ、話を聞く限りはそんな風に思えて、口に出して小さく笑った。かと言って探すのを諦めるなんてことはするはずもないが*]