[嫌いか、という言葉>>40に猫はぺたり、と耳を伏せる。にー、という力ない鳴き声には、否定の響き] ……そう。 そんな事が、あったんだ。[語られる過去の話に、零れたのは小さな呟き。>>41帰ってくる一年前、となれば神職としての修行をしている頃か。戻る事など考えられず、信仰に救いを求めていた頃] ……ぼくは、いつも。 肝心な時にいないんだ、ね。[ふと、そんな呟きが零れたのは。弟妹分たちが大変な時には、いつもその場にいなかった事への微かな悔いから]