軽歩兵隊![さらに左右から近づくものがあると気づけば、叫ぶように命を下す。防御陣の時は中央にこもり、突撃の間も後方に追従していた軽歩兵たちは左右に散開して迎え撃つ。その数、それぞれ100には届かぬ程度。軽歩兵の守りが及ばない内は重歩兵隊の槍が外へと向くが、それを掻いくぐった勇敢な者、あるいは槍が向きづらい東側の者は油を巻くことに成功するだろう。そのたびにまた、ひときわ大きな炎が燃え上がった。*]