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◎追記:子体の奇妙な捕食行動について
子体は寄生した人間の生力以外に、人間の血や血の匂いを”餌”としている兆候があり
それを摂取する為か、時折寄生した人間を利用して別の人間に接触する事がある。
接触に成功すると、対象の人間の殺意や憎悪を増幅させる言動をさせ、それが終わると殆どのケースで相手の人間との殺し合いが始まった。
子体は人間の言葉と感情を理解している節があり、特に負の感情を嬉々として欲していると寄生された人物が証言。
更に、人間の血に触れたり匂いを感じたりすると寄生された人物の目が赤く染まる様子が確認された事から
子体は人間の生力以外に、血液やその匂い、負の感情を餌としている可能性がある。
目が赤く染まる現象が対象の人間の殺意や憎悪を増幅させている間にも見られる事からその仮説は濃厚としている。
また、殺し合いの際に体内の子体が不気味且つ楽しげに笑っていると寄生された人間が証言した。
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