ええ……ありがとう、ございます。ずっと。待っていました……[さっと目尻をハンカチで拭い、咳払いを。 オクタヴィアに絵を見せにいくマリエッタの背中から視線を戻す]さ、今度こそパーティですよ!お嬢様の歓迎パーティです![パンパン、と両手を打ち鳴らすと、 四方八方で喚いていた楽器たちが整列し、 ハーモニーを奏でだす。 食器もおりこうを決め込んで、 カーテンも、空調も、みんなみんな。]