― 朝 ―
… おはよう 。
[寝起きの掠れ声。
ベッドから起き上がってまだカサンドラがベッドの傍らで眠りについていたようなら、自分の代わりにベッドに入れてあげて「ありがとね」と呟くと早々にコートを着ると家を出て行った。
流石にあんだけ看病されてれば治るわーとひとりごちる]
アーデール… アデル…いる〜 …?
[向かったのはアデルの家。今の時間ならまだいると思うけど。>>38
手を持ち上げるのもだるく、ドアに凭れ掛かって頭でノック。
出なかったらどうしよーと、吐き出した白い息の行方を見守りながら主が出るのを一先ずは待つ]