人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


舞踊家 ソマリ

[名前を呼ばれ、くすりと笑う>>38
否定も肯定もせずに、ただ背中に生えた蝙蝠羽根をまるで鳥のように羽ばたかせた]

… そう?

[まだ温かいどろりとした朱を指に>>39
既に狂暴な爪を潜めた彼の指が下唇に触れれば、得に抵抗もせず瞼を伏し、紅を塗らせ。指が離れる前にその指先を咥内に含み、第一間接までしゃぶった所で解放する]

硝煙の臭いはしないけど、あの時よりもっと血の臭いがする

[赤く長い髪を一筆指に取り、血濡れの唇を寄せる。
潤った舌を毛先に落として舐めれば、やはり鉄錆の―…]

兎肉よりも、こちらの方が美味しそう。
ねぇギィ、…僕も狩りを覚える必要があるのかな

[ギィの形の良い唇の端に唇を押し当て、犬歯を立てようとした所で―…]

(45) 2013/10/03(Thu) 18:44:10

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