人狼物語−薔薇の下国

68 Es2nd― 緋の世界に滲む月 ―


備品係 ジェフロイ

暁月夜前 自室

[一仕事終えた後の心地よい疲労感。次の仕事の計画。そんな事で頭が埋まっている夜には、何も憂いを感じる事など無く。窓の外が嵐であろうと、全く気にする事なく。
就寝のために軍服を脱いでいる時だった。

>>29 静かに音も無く滑りこむように現れた人影に、顔を上げる。

…ああ。その表情には 覚えがある。
辛くて 苦しくて 一人ではいられない 
そんな夜が彼の回りに訪れている。

嫌と言う程知っている。そんな夜が突然やって来る事を。
嵐のように 自分を押し潰す夜を。

そんな時に自分の部屋に来た事を、まだフェリクスに自分が必要とされている事を知る]

良く来た。
私の部屋の扉は、いつでもお前には開かれているさ。
遠慮は無用だ。

(45) 2013/10/01(Tue) 19:32:22

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