やっぱりさあ、ナーくんも恋くらいしなきゃ。いくら可愛くてもリアは恋人にはなってくれないんだからねー。
[ 相変わらず若干一方的に自分のペースでしゃべくりながら、露店で予定通りにライスボールとフライフィッシュ、そして好みの飲み物を2人分買い込んで、通りの一角に設けられた飲み食いの出来るテーブルへと移動する ]
いただきまーす♪
[ あーん、とライスボールに噛り付いたその背後のテーブルで
『...どうしよう、マリーが眠っちまって目覚めないんだ』
『いやでも長がなんとかしてくれるだろ?気を落とすなって』
そんな、どんよりした会話が交わされているのにも、ちらりと視線を向けただけで、腹ごしらえに勤しんでいる** ]