人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル軍大佐 タクマ

[ その時の諍いは、大きな戦闘に発展する前に威嚇程度の砲撃で終息し、損失らしい損失も無く、充分とは言えないがそれなりの報酬を得たウルケルの海兵達は、御多分に漏れず当地の酒場へと繰り出した。
戦死者が殆ど居なかった事も相まって、酒場では酒のせいで常より口を軽くしたらしい旧知の同胞の経歴や、打ち明け話めいた元軍医の話も男の耳に入ってきた。
男も大過なく終わった遠征にいくらか羽目を外して、酒を過ごし、やがて、そうした時の常で、無意識のうちに鼻歌を口ずさむこととなったのだが… ]

Kočka Le♪#ze díRoU〜♩
PeS oknEm░▓▒▓█~m~▓░░▓▒m~, pes okne~~m⌒♪

[ 最初のフレーズを歌い出す前に耳を塞いで逃げ出したのは男との付き合いが長い兵士達、それ以外の者や酒場にたまたま居合わせた客達は「戦艦も沈める」と噂される男の「美声」に例外無く悶絶する羽目となった ]

(45) 2015/11/02(Mon) 22:15:55

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