[ともあれ。当分自力で動けそうにないトオルだ。適当に回復魔法を施すか、部屋まで引きずるかして休ませてやる程度はしようと考え] ……精霊節までまだ少し猶予はあるが。 合間にどこか美味い屋台でも連れてやるか……。[さて。恐らく精霊節になれば、彼の神官長は何かを企む。今のうちから嫌な予感を感じているが、この馬鹿はこの辺どう感じているであろうか。そういう風に、ほどなく大地の祝福のひとつでも授かるだろうトオルの元に足を進めたのだ**]