― 王都・広場 ―
[応じる声>>43を聞き、恙なく挨拶が出来たことに密やかに息を吐く。
名から兄のことを引き当てた様子には、ほんの少しだけ目を円くした後、柔らかなものへと変化させた]
はい、最近は騎馬隊の後進指導を行っています。
本人はまだ最前線で戦える、と息巻いていますが…。
まぁまぁいい歳ですので、今後は指揮の方へ回るかと。
[未だに大斧を振り回す偉丈夫ではあるが、経験と地位を考えればそうなるのも已む無し、と。
問われた兄については知る限りの話を王へと明かした。
王が兄のことを覚えていたことに、ほんの少し、喜びと誇らしさを抱く]
はい、よろしくお願いします。
[気さくな口調に返すのは、常からの言葉遣い。
誰にでも敬語で話すため、それが崩れることは無かった]