─酒場の外、入口横にて─
[パイプをふかしていると、店の外から出てくる男の姿がありました。(>>44イェンス)
彼とは知り合いであったでしょうか、だとしたらどのような?
少なくとも、ここの常連として名前と顔くらいは互いに知っていたはずです。
軽く手を上げて挨拶しながら、男はパイプを口から外して指に挟んで揺らします]
あまり賑やか過ぎるのは苦手でね。
彼方の祭りも店の中も、それなりに賑やかだろうから。
そう言う君は……こんなオジサンと話すより、華やかな果実たちと時を共にしている方がお似合いではないかい?
[そんな風に軽くからかっては笑みを浮かべます。
背中は壁に預けたまま、顔だけはイェンスの方を向いて目を細めました]
しかし、君はこれからどうするつもりかね。
私は故郷にでも帰ろうか悩むところだが。