……いっそ、竜舎で食事を摂れればいいのに。[どうせ自分の食事を終えた後は、愛竜の食事の番だ。が、そうも言ってられずにそのまま席へ着く。ふと食堂を見回せば、遠い席に>>35同じく竜を駆る赤い髪。少なくとも、【騎竜師】だから避けられているという訳ではないらしい。件の傭兵が現れれば、また一つ現状への言い訳が潰れたかもしれないが。今はただ黙々と、匙を進めた**]