次に、ロリから見てもフィオンの考察は綺麗に纏まって見えていたこと。
これは、むしろ凄いと思うのだよな。
ロジックに拘るあいつが他者をロジカルと評しているってのは、ある意味で相手の論理性を認めていることにもなる。
ここは一つのハードル上げにも繋がれば、相手が「直観や感覚的なものではなく、きっちり論理性に沿って出してきている」という一つの見方でもある。
パッション的な部分ではないが故に、きっちりと奥深く考えているか、あるいは作っているか。そのどちらかに見えたのだろう。
(1)の要素が、同時に(5)も兼ねていた訳だ。
これが第二の警戒理由。