――謝罪の必要はない、中尉。君は工作員をひとり、片付けたのだし――、個人的にも……あの人の仇を討ってくれて、感謝の言葉もない。[中尉の身体を、支えながら]そう、おそらく、あの大尉だ。あとは、主計科の兵隊。放送を聴いたか、中尉?奴ら、隠者と魔女だと名乗っている……笑える話だ。