―学校跡地・西寮―[どれだけ、其の侭そうしていただろう]・・・・・・・・・・・・。[涙が乾いて。頬が引き攣れて。押し殺した嗚咽は、疲れ果てた吐息に替わっていた。こんな風に泣いたのは…何年振りだろう。ひとを殺したことを、啼いたのは]