人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


皇子 ロー・シェン

[ 男は、双子のエルフを手にかけた事を、まだヨセフにもディークにも伝えずにいた ]

[ 姉姫を殺害したのが、双子であることは、ほぼ間違いないだろうという確信がある。自身が暗殺されかけた事も合わせれば、男の行動を、責めるものは無いだろう ]

[ けれど ]

[ ヨセフが、彼等の事を、己の身内のように心に掛けていた事が、男の中に躊躇いを生んでいた。

ヨセフは、また、大切な者を喪い...それをその手から奪ったのは自身であるという自覚に。

悔いる気持ちは無くとも、痛みは残る** ]

(44) 2017/02/07(Tue) 09:54:57

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