―医務室―[それから、蟀谷から血を流して頽れる自分を見ての、ローの茫然としたり何度も名を呼んでくれていた様子>>4:275>>4:284を思い出せば。] ……心配かけて、ごめんなさい。 わたしはもう大丈夫だから…ね?[彼の陽に焼けた金髪に、そっと右手をのばして。もし触れ得るなら…安心して貰えるよう、やわらかに撫でようか。]