―資料室―
[資料室へ戻ってみると、初めに来たときより生臭い臭いが強くなっていた。
躊躇った後に、恐る恐るといった様子で中に入る。
既に搬送された後らしい。
中には新たな血溜まりが出来ていた>>4:310>>4:308だけで、フィオンそのものはいなかった。
その代わり、近くには……―――――。]
……タイガさん、かな?
[ラヴィが佇み>>26、叩く素振りを見せる相手の傍へ近寄る。
獣化したのは解けていただろうか>>4:293。
指先と口元が血に染まっている>>4:305のを見れば、嫌でも人狼だったことはわかって。
足先で軽く蹴り飛ばしてみる。
ラヴィは何か言っただろうか。
それでも謝るつもりはない。死んでるふりをされていたら、厄介だと思っての行動なのだ。
自身の身を、守るための。]