[折角、この病をなんとか出来そうな情報を見つけた所だったのに。
急を要する事態だと、わかっていた筈なのに。
どうして帰ってすぐに上官達に報告しなかったのだろう。
……肝心の薬そのものがあるわけではなかったし、
ローレルは昨日から具合が悪そうだったから、それで絶対に助かったかどうかはわからない。けれど、可能性は、あった。]
……っ、
すみ、ません、 食堂へは、すぐに向かいま、
[慌てて口元を押さえてトイレへと駆けこんで。
暫くのちふらりと食堂へ向かえばオズワルドの話>>39に青い顔で耳を傾ける。“何故彼が”なんて、そんな些細なことは頭の隅。]