―談話室―
[朝起き、シモンから淡々と事実を告げられる>>13>>14
既に全て知っていることだ。…そうか。とだけ告げ、大して何を言うということもなかった。
虚ろな目で壁にもたれかけ、その場に佇んでいた。
そして、オットーがシモンを糾弾する。>>38それにシモンが答える。>>43
オットーの珍しく挑発的な態度。それはきっと疑いをそちらに向けさせるためなのだろう。
それを察していたからこそ口出しはせず、黙って聞く。
それに、先程から耳鳴りが煩かった。
頭が痛い。喉が渇く。うまく、まわりの声がきこえなかった。*]