……ッ[昨日、幾度か浮かんでは消えていた彼女の顔を思い出して、感慨に耽る間も無く強く頭を振る。]カークさん。一旦下がってください。すぐに中尉を呼んできますから![彼の様子では従うかどうかはわからないが、ここで問答していても仕方が無い。くるりと踵を返すと港へと駆けて行った*]