―地下2階―[穴から階下へと降り立つと、甘い匂いが鼻につき顔を顰めた。視線の先には開けた広間がある。匂いはそこから漂ってきていることを確信し、駆け出した]………[広間へと足を踏み入れる。そこには、弟と同じ姿をした少年。紫の瞳が此方を見据えてくるのに]……エルはどこにいる。[>>20怒りに滲む声で告げながら睨みつける]