人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

ああ、見たいとも。

[沈めた想いは、言葉とはならず、軽い口調でそう投げ返し]

だが、それとこれとは別の話だ。アレクシス・ユレ。

我々貴族にとって領地と領民は、身命を賭けて護るべきもの、その地を無断で踏み荒らされ、民の心を恐怖に陥れた事は、例え王府の使者であっても許し難い。
いくら報償を積み上げられようが、最初から意味を為さん。

[突然怒り出したのではない、最初から、怒っていたのだ、と、そう告げる]

これが私で良かったと、思ってもらいたいものだな。
私だから、この場で怒った。
だが…あのアレイゼル卿ででもあったなら、口では協力を約し、その実ありとあらゆる手を使って、君の尻の毛まで毟り取ってしまったことだろう。

[さらりと、先刻現れたもう一人の侵入者を陥れるが如き下品な例えを持ち出しながら、その口調はどこか、諭すようなものになっていた]

(44) 2015/03/12(Thu) 21:46:26

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