― 廊下 ―あ、フィオン殿。心配して頂き感謝であります。[ その後も大丈夫、安心していいと言った優しい言葉を掛けてくれるフィオンにカシムは安心感を覚え気を許していく。 ]昨日でありますか?昨日はずっと部屋から一歩も外には出ていないであります。今日の朝なんて少し寝坊をしてしまったので、この騒ぎも先ほど聞いたのであります。[ カシムは自分のことについてフィオンに対して素直に話した事だろう。* ]