**―午後、酒場―
>>28>>29 クレメンス
[首をかしげる様子にこちらも首をかしげた。
まさか自覚がなかったとは思わず。
いや、もしかしたら体も幼いつもりなのかもしれない。実際はぎりぎりアラサーのおじさんだけれども。]
あら………?
大人と言う自覚もあるんですね。
でも口調や仕草、反応などはやはり幼い印象なのですが……。
…………やはりクレメンスも訳のわからない現象に巻き込まれているんですね…………。
[大人だという自覚があり、子供の頃も思い出せるのに口調は変わらず表情もどこか幼いまま。
それでも自身や他の人々の異変を思えば、相手の異変は口調と雰囲気の変化なのだろう、で納得できた。できてしまった、と言った方が正しいかもしれない。]
あらあら、口がお上手なのは変わらないんですね?
けど、タイツなども履けないんです。
靴もセットらしくて。
[ゆらり、脚の先を揺らした。素足のまま吐いたローヒールの靴。この呪い?が長引いて臭くならないことを祈るばかり。]