― 草原の川に掛かる橋の上 ―
はぁ……ああ、いや、悪いね。気を削いだみたいでさ。
[天を仰ぎながらも、軽く足元を確認するように足で橋を静かにたたく。
丈夫なようだなー。などと考えながら]
その『片付け』ってのが何を思ってそういう表現なのかは知らんけどさ。
[精神を汚染されている。だったか。どう塗り替えられたのかは、後で、そうだな。帰ったあと、姐さんに告げ口して兄から教わるなりなんなりすればいいか。
沿う結論づけている頃には、すでに走り出している剣士>>42>>43?いや、弟弟子でもいいかな?
特に意識もせず、半歩。シュテルンの利き腕側に揺れる妙な足さばきでずれる。
どこか慣れたように、あるいは対策を既に知っているとでもいうような自然さで、右手にはいつの間にかもっていた両端に刃がついた双刃剣。
刀を振り切る勢いの、一番鈍いところ、太刀の付け根。目玉めがけて、相殺するように上段より刃を滑り込ませるように切り下ろし勢いを止めるように弾き。]