……おそらくあると思うのであります。
[ サシャは悪夢の度に起きだしてシャワーを浴びたり、夜風に辺りに行ったりとしている事は知っている。
無自覚であるとは考え辛い。 ]
…ごめんなさいと誰かに向かって謝っていたり……
……あとは、自分ではない、と誰かに向かって訴えていたりとしていたと思うであります
他には……ありーせ?
そう、アリーセと言う名が頻繁に出てきたであります!
[ 一つひとつ思い出しながらドロシーに伝えていく。>>29
サシャの悪夢の様子は、強い否定と後悔が入り混じったものだった気がするとカシムは回想する。
その対象がアリーセという女の子なのだろうか? ]
……そうでありますでしょうか?
[ 確かにこれは女性特有の話しとは違う気がする。
触れられたくない話しなら、直ぐに話しを切り上げてもいいだろう。
逆に吐き出した方がいいのならば聴き手に回ってあげても良さそうだ。
何なら、数発くらい殴られるのも吝かではない。 ]
ドロシー中尉、話しを聞いてくれてありがとうございますであります
折をみてサシャには聴いてみようと思うであります
[ とりあえず話しを聴いてみる方向で思考が固まるとなんという事もない。
今までの悩みは消えていく。
カシムはどこかほっとしたような笑みを浮かべただろう。* ]