[彼は今忙しくないだろうか、なんてそわそわするものの、悩んでいても仕方ない。意を決して、彼に声を掛ける]あのっ……。トールさん!これ受け取ってください![差し出した薄いピンクの封筒には、可愛らしい丸文字でトールさまへと書かれていた。――ラブレターである]