[目を瞑って相棒の羽毛に埋もれることで乗り切った嵐はどれ程の時間を奪っていったか。耳を打つ風の音が収まったのと自分を護るように広がっていた翼が閉じたのを認めおそるおそる瞼をあげたらさっきまでとは違う景色で] え、っと… ここ、どこ…? ───あ、はい無事です! ソルベも大丈夫みたい![問う声は、>>7重なり聞こえた安否確認の声への応答に移り。次いで>>22聞こえた声を確認しながら己の相棒も大事無いことを確かめながら>>3>>14見知らぬ青年とハンスのやり取りを聞いて]