......夜襲だったのは、幸い、と言っていいのか。
[ ウルを使った帝国の兵士達は、夜目も効くらしいが、それでも昼間よりはマシだろう。そもそも、可能な限りその目を逸らし、眩ますために、派手な火球の魔法が放たれ続けている。 ]
さて、後は...
[ 羽根の揃わぬ雛鳥達を、なんとか送り出したその後、教師の役目は更に難しい局面を迎える。
羽根の生え揃ったばかりの、年長の雛鳥達。中でも、一番問題なのは... ]
俺に説得出来るかどうかは、判りませんよ、学長。
[ 大きく溜息をついて、踵を返す。光の雨降る、その源へ>>27** ]