「…持ち上がる物だったんですね。アレ。」
[蟻が持ち上がって行く光景>>42に思わずクルーと共に呆けかけるが、
軽く首を振って思考を戻す。
…一番の問題がアレだった。
逆に言えば、残存戦力は自分達でどうにかなる規模だ。]
…全員、呆けるな!
最大の障害は戦場から排除された!
残敵を掃討し、終わらせるぞっ!
[糸川君は確か宇宙開発用の機体だったはず。
気密性はしっかりしているだろうし、後の問題は再突入だけだが…]
…あの機体、単機で再突入できても驚かないしなぁ。
[あのサイズ蟻を持ち上げる出力のある機体だ。
もう、何されても驚かない気が…いや、物によっては驚く。]