[嫌われて、しまったかしら。大好きなおにいさまも、初めて出来たお友達も、襲ってしまった。――もう、眠ってしまいましょう。そうすれば暫くすれば体も動くようになるし、その間は誰も襲わなくて済むのだもの。なにより、逃げられるわ。この目を背けたい現実から。……でも、嫌われてしまうのはやっぱり嫌だなあ。またひとりに、なってしまう。――――*]