はいっ!任せてください![>>3:37の言葉に普段の笑顔を向けて応える。祭が終わればまた自分の町へと戻ってしまうのだろう。だから、少しでも何か印象に残る関わりが欲しかった。思い出となるような何かが。――内掛姿を似合うと言ってくれたのが嬉しかったから]すぐ済みますから。[鞘から抜いたサーベルが日の光に当たる。幕を降ろすように振り下ろしつつ客席から背を向けた彼女の表情は、誰も窺い知ることはなかっただろう]