〜 指輪に内蔵されたデータ 〜
※危険種族”死神”の研究まとめ※
宇宙連邦指定の危険種族の1つ、死神と名付けられた生命体に関する詳細な情報は長年不明であった。
そんな死神のうちの一個体と思われる生命体を偶然にも発見し捕獲、研究する事に成功。
件の生命体は母体と子体で生態が異なり
子体の生態の異常性は母体より上と判断、早急に宇宙連邦へと報告すべきとした。
母体についての報告は後日に回し、子体の生態報告を最優先とする。
以下に示した研究結果のデータを我々の協力者であり、母体の発見者であるMrs.レジストへ一任。
これは彼女が自主的に望んだ事であり、身内の何者にも口外しない事を約束した上での一任である。
データの運搬方法はMrs.レジストの提案により、データ保存出来るよう改造した指輪へ内蔵して行う事で決定した。
尚データ運搬の際、特殊仕様のキャリーバッグ型の檻へ入れた母体も共に運んでもらう手筈だ。