……タバコ。
折角俺の部屋だったんだから、持ってくりゃ良かった。
[口寂しさに唇を撫でる。
まだ部屋に居たとき。
どこまでを直接的な関係と呼べば良いのだろう。]
シメオンとは、そうさな……。
俺はあいつの客だ。
[ひとつの関係性について、個人情報だかりと刈屋の職業を伏せて告げた。>>2:171]
どうするって、願い次第じゃ応援するだろ。
[刈屋が抱く願いを予想することは出来る。それが事件の事であれば自身のものと一致するし、違うものなら――それこそ、奪い合いが生まれるだろう。
返答は短く。けれど、サシャの唇は固く閉ざされる。楠の願いは、言の葉に現れなかった。
呟き>>2:175は耳に届かなかったが、行動で知れよう。]