人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


魔将 シメオン

もしそうだったら、アイリ。
獲物を追加だよ。

逃げたかどうか知らないが、まだ戻ってないような役立たずは纏めて材料にしてしまおう。何と言ったかな…いい材料になりそうなのがいたな。ちょっと髪の長いやつだ。えーっと…ディーだっけ?
生きが良さそうだったから、きっといい材料になるだろう。ふ、ふふ。

[そうして魔は機嫌良く別の僕を呼びつけて、同様の獲物を彼らに伝えた。すなわちマーティンら人間の傭兵どもを狩るべし、と。

彼らが真に逃げ出したかどうかなど、確かめるつもりもない。
所詮は人間、飽きられたら終わりなどということくらい、彼ら自身とて知ってただろう。

命を受けた亜人どもは、咆哮を上げ承知の意を示す。
無論知性低い彼らが、どこまで他の人間と彼らを区別するやら知れないが、構うまい。要は全て殺せということである。但し、なるべくはちょっと綺麗に新鮮に。]

(43) 2017/02/01(Wed) 16:48:20

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