……でも、さ。そうする事でお互いに引き出せるものがあるかも、ってのは、まあ、何となくわかるんだよな。[タイム伸ばしには、興味はないけれど。誰かと一緒に走って、負けたくない、という一心で更に速くなった事も過去にはあったから]あの神官長さんが何考えてんのかは、イマイチわかんねぇけど。まずはやるだけ、やってみよーぜ。[どうせ逃げらんないんだろし、というのは口にはしなかったもの。光の渦からウェルシュへと向ける瞳に迷いの翳りは全くなかった。**]