[男性ににこにこ頷いて、はっと思い出したようにノートへペンを滑らせる。] 『ありがとうございます。昨日のシチューも……。 私、ローレルです。 自己紹介もせずに失礼しました。』[ノートを顔の前に翳して、にこにこ笑っている。彼が読み終わるのを待ってノートを膝に置けば、トーストの上に目玉焼きを乗せて、はぐっと噛り付いた。] ……![外はさくさく、中はふんわりのそれが美味しかったようで、ふにゃりと頬を緩ませている。]